2019年04月05日

無題




「近いも遠くもない、
大きいも小さいもない、
賢いも愚かもない、
私もあなたもない、
内側と外側もない、
境界が溶解して、
ひとつに溶け合うかのように見えるが、
もともと境界はなかったところに、
自分で線を引いたのだ。

この境地に達したとき、
隠遁するのではなく、
この世の中、この世界で淡々と生きる。
個という肉体を持って、生きていく。」  


『藍の書』辻麻里子 著





posted by かおる at 14:38 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする